5月 2

皆さん、パチンコをやられたことはありますか?そう、日本の合法ギャンブルであるあのパチンコです。
昨今、ギャンブル依存症で槍玉に挙げられることも多いですね。
実際パチンコは非常に中毒性の高いギャンブルで、沢山の人がパチンコから抜け出せずに悲惨な末路にたどり着きます。
その悲惨な末路の一つに、自己破産があります。自己破産は、借金の返済額が自分の返済能力を上回り、支払いができなくなってしまう返済不能から立ち直る手段です。
自己破産には身の回りの最低限の家財道具以外を整理され、職業も制限、金融機関からの信用喪失などのデメリットがありますが、これらはギャンブラーにとって実質デメリットではありません。
なぜならギャンブラーは前述のようなものをハナから持ち合わせていないからです。親兄弟から責められ、近所からは白い目、それでもゴーイングマイウェイ。そして最終的には自己破産。
それがギャンブラーなのですから。しかしながら、本来のギャンブラーと日本のパチンカー(パチンコで稼ぐ人をこう呼びます)とは本質的に異なります。
ではギャンブルで自己破産はできるのでしょうか?そもそも自己破産に至るほどパチンコは魅力的なものなのでしょうか?
今回から5回にわたって、事例ベースで見ていきましょう。

5月 2

「自己破産」、その言葉の響きに皆さんはどのような印象を抱きますでしょうか。
怠惰な人間の末路、窮屈な生活、責任放棄etc。
大抵の方は、このような破滅的なイメージをお持ちのことかと思います。
私の妹は自己破産手続きを完了して1年になる者です。
ここで私の身内についての辛い過去を掘り出すようにお話しするのには、訳があります。
自己破産をすると、生活をしていく上でのデメリットや制限が沢山出てきます。
しかし自己破産の本当に怖いところは、その人間の精神的成長を止めてしまうところだと私は思います。
私の妹が自己破産をして、私は様々な面で妹を支えてきたつもりなのですが、悲しいことに根本的な問題は何も解決しませんでした。
今回から5回にわたって私がお話するのは、借金をする若者の、自己破産についての現実です。
弁護士にとって債務整理者はお金のなる木ですから、大抵の場合は相談者に自己破産をもちかけます。
実際弁護士に相談に行く頃には、他に対策が見つからない程切迫しているものですが、首を縦に振った後に待っているのは無責任な人生です。
次回は、私の妹がなぜ自己破産に至ってしまったのかをお話したいと思います。これは私の知る限りの妹の堕落の記録です。